K-house・R

 
 

 
 
 

 

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

築37年の民家のフルリノベーションでした。
既存は入母屋のどっしりとした瓦屋根が特徴で、内部は和室の続き間とそれを取り囲むようにくれ縁があり、つくば郊外に今も良く見る民家のスタイルでした。
日当たりの良い続き間だった部分を、これからの住まいの中心となる広々としたLDKに。二部屋あった2階は間仕切や天井を取り払い、様々な用途に使えるホールとしています。
内外装共に既存の骨組みや装飾を生かす事を心掛け、これから新しく始まる暮らしの中に古き良き佇まいを残した落ち着きのある再生となりました。
今回の工事では耐震診断に合わせて補強も行い、制震ダンパーを取り入れながら現行法に合わせた耐震性を確保しています。
 
 
概  要:木造 2階建 約180㎡
施  工:株式会社 渡辺建工
仕上概要:外装)腰)角波ガルバリウム鋼板 既存漆喰補修
        一部モルタルの上塗装
     内装)壁)クロス
        天井)羽目板・クロス
        床)無垢フローリング
工事期間:2017.5~2017.11
設計監理:m・style 一級建築士事務所
写    真:imagegram inc.
              saki yamaguchi (ilo photo workshop)